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2010-11-01

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判例

御所市立保育所幼稚園統廃合差止訴訟について

御所市内の保育所、幼稚園に、子どもたちを通園させている保護者らが原告となり、御所市を被告として、統廃合計画の差止めを求めた訴訟に関して、2010年10月29日、奈良地方裁判所において、和解が成立いたしました。
和解内容は、御所市に対し、保護者住民の意見を無視して強引に進めてしまった既存案を撤回し、統廃合計画については、今後、保護者住民の代表や有識者も加えた第三者委員会において慎重な検討を行うことを要求するものであり、評価できます。ただし、今後、和解条項通り、公平で公正な審議検討がなされるよう監視していく必要はあります。
なお、この訴訟は、当事務所では兒玉修一弁護士が担当しました。