マラソンと私 (弁護士 兒 玉 修 一 )
「広島カープと私」、「シャーロック・ホームズと私」に続く第3弾です。
野球も終わりますと(私にとっては、非常に厳しい9月でした)、マラソン大会の季節が始まります。奈良県では、12月上旬に開催される奈良マラソン、3月上旬に開催される飛鳥ハーフマラソンが人気でしょうか。私も、毎年、この2つの大会に参加しようと努力(→「クリック合戦」)しております。今シーズンは、奈良マラソンは断念し、木津川歴史巡りマラソン(1月26日)、京都マラソン(2月16日)、飛鳥ハーフマラソン(3月9日)にエントリーしております。体型が体型だけに、なかなか信用してもらえないのですが。
さて、当たり前なんですが、マラソンでは42.195㎞を走ります。そして、この距離を4時間で走ることを「サブ4」といい、市民ランナーとしては、一種のステータスになります。
しかし、これがなかなか難しい。例えば、6分/㎞で走ると言うことは1時間で10㎞なんですが、残りの2.195㎞が邪魔をしてしまい、これでは「サブ4」は無理です。正確には5分41秒/㎞で走る必要があります。若干の余裕をみて5分35秒/㎞が目安でしょうか。これを42回繰り返すと、めでたく「サブ4」達成です。正直なところ、私は、1回しか「サブ4」を達成したことがありません。一方で、4時間4分とか4時間13分とかの惜しい記録はたくさんあります。
ちなみに、マラソンのタイムというのは「ゴールするまで分からない」ということは、ほぼありません。折返しの21㎞地点を通過するころには、ゴールタイムは、だいたい予想できます。突如、大幅にペースアップをするのは無理だからです(ペースダウンはあります)。例えば、折返地点を1時間55分くらいで通過できれば「いい感じかな」となり、2時間を超えていれば「厳しいな」となります。
だいたいスタート直後はランナーが入り乱れて走りにくいのですが5㎞地点を過ぎれば落ち着きます。ここから20㎞地点くらいまでは、気持ちよく走ることができます。しかし、25㎞地点を超えるあたりから疲労を感じるようになり、35㎞地点から40㎞地点の間は、あまりにしんどく、後悔の連続となります(「でなきゃよかった」)。そうこうするうちにゴール。そして、バナナをもらったり、タオルを掛けてもらったりするうちに「ご機嫌」となり、再び、エントリーをしてしまうという無限ループに陥ります。
最近は、エントリー費用が高騰しているのが難点ですが、興味のある方は、是非チャレンジしてください。